人口減少・少子高齢化の進展、地方の過疎化、アジア諸国のキャッチアップなど、今後のわが国はどう進んでいくのか、そこにどういう商機があるのか。
企業家の皆様にとってご関心が高い課題に、TESでは財務のプロからお話をうかがう機会を設け、セミナーを主催しました。
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TES会長 大井 公美子
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講師には関東財務局東京事務所所長・鞆田 周一(ともだ しゅういち)氏をお迎えし、42名の受講者の皆様にご参集いただきました。
鞆田氏からは、「日本の社会・経済の構造的変化」というマクロの視点から、財務局の主な取り組みとして、特に中小企業支援についての施策をご紹介いただきました。そして地方小都市が消滅していくといわれる現在、地方創生の視点から地域経済の現状と将来についてお話いただきました。
地方創生の対応策としては①各地域の特性を定量的に見える化。地域主導で自ら考える。②地域主導の提案をワンストップで支援。地域間の連携と競争を促す。③カネだけではなく、地方にヒトとチエを流し込む。国民運動を展開、等が提示されました。
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関東財務局東京事務所所長
鞆田 周一氏 |
会場風景
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セミナーの感想としては、「質疑時間がきちんと設けられていて、わからなかった部分のフォローされるのがとてもよかったです。」、「財政は教育・福祉・子育てなど多面の視点が必要だと改めてわかりました。」、「久々に、事例資料をゆっくり見ることができた。公共の福祉自体が不透明な中、財政課題は難しい。」等の意見が寄せられました。今後、TES主催のセミナー開催時の参考とさせていただきます。貴重なご意見の数々ありがとうございました。
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配布された資料
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セミナー後は、大森の「とり焼き源氣」にて30名以上の方が参集して懇親会を開催しました。とり焼きとは、串に刺さないで焼くという意味だそうです。外はカリカリ、中身はジューシーなとり焼きに、参加者一同、「おいしい」と大満足な楽しいひとときでした。
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懇親会風景「とり焼き源氣」にて
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女性企業家が知っておきたい!「わが国の経済財政の現状及び今後の見通し」
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