活動レポート

■2012年6月15日:第5回『大田区加工技術展商談会』にてTES定例会を開催!

 大田区の町工場が、製品ではなく加工技術をPRする「大田区加工技術展示商談会」が6月15日、PiO(大田区産業プラザ)で開催されました。
 潜在見込み客となる企業担当者らと出展者がその場で商談する展示会で、今年で5回目を迎え、相談や商談が各ブースで活発に繰り広げられていました。

 TES副会長・須藤 祐子氏の有限会社岸本工業も出展、加えて出展企業によるプレゼンテーションにも参加したことから、TES会員も応援に駆けつけました。
 プレゼンテーションは、「プラスチック高精度板厚加工と応用分野」と題し、分野を問わずプラスチック精密加工を手掛ける、岸本工業独自の高精度板厚加工の提供事例と導入メリット、またこれらをベースとした加工事例を提供先各業界毎に紹介していました。
 また、プレゼンテーションで紹介されていた、ミロの美術館に納品されたアーチストとのコラボグッズであるプラスチックの積み木が同社のブースに展示してあり、その美しさに目を奪われました。
岸本工業のプレゼンテーション

たくさんの来場者が参加した会場
プラスチックの積み木
 特別講演1は、「『i-MiEV』によるビジネス創出の可能性」(講師:三菱自動車工業株式会社 EVビジネス本部EV国内推進部 部長 野村 泰弘 氏)、2は「リチウムイオン電池『SCiB』が切り開く未来社会」(株式会社東芝 社会インフラシステム社 理事・SCiB技術責任者 河津 象司氏)でした。
 TES会員・野辺田 一子氏は、特別講演2に参加、エネルギーの有効利用の分野(電力変動抑制、電力ピークシフト、大容量非常用蓄電池、電気自動車、電動二輪、エレベーターなど)に適用され始めた事例に、感銘を受けていました。

 プレゼンテーションと展示会鑑賞後は、お茶を飲みながら意見を交わし合い、充実した定例会となりました。