設立にあたって


財団法人 大田区産業振興協会
事務局長 佐藤 正治(平成9年当時)

 「大田女性企業家ネットワーク」設立準備会の発足おめでとうございます。
 女性の社会進出がめざましい今日、産業界で活躍される女性も年々増加しています。産業構造は、今後ますます変化の度合いを高め、高加工度化・サービス化が進むとともに、エレクトロニクス・情報分野の技術革新が進み、ソフトウエアを中心に産業の情報化・知識集約化、さらには情報そのものをビジネスの対象とする情報の産業化が進展するといわれています。
 こうした産業構造・環境変化の中で、女性の活躍の場は今後飛躍的に拡大するものと思われます。
 区内には、現在、異業種交流グループが5団体あり、各グループそれぞれに特色ある活動を続けています。これらのグループにも女性企業者がメンバーとして参加し活躍されていますが、21世紀を目前にしたこの時期に、女性企業者を中心とする組織「大田女性企業家ネットワーク」の設立準備会が発足しましたことは、誠に意義深いものがあります。
 これからの産業界は、今まで以上に異業種間の情報・技術等の交流とともに、企業間のネットワーク化が企業発展の大きな原動力になるものと思われます。
 多くの女性企業家のご賛同を得て、一日も早い「大田女性企業家ネットワーク」の発足をご期待申し上げますとともに、設立世話人みなさまのご活躍、企業のご繁栄をご祈念申し上げます。

平成9年4月吉日


大田区総務部男女平等推進室
室長 佐藤 佳代子(平成9年当時)

 「大田女性企業家ネットワーク」設立準備会の発足おめでとうございます。
 「21世紀は女性の時代」という言葉を耳にするようになりました。
 少子化、高齢化は加速し、経済成長も低迷している今日において、21世紀は「男の役割」「女の役割」にしばられずに生きよう。企業戦士となって日本経済を支えてきた男性の肩の荷を、共に女性も担い合い、「会社人間」だけでなく「家庭人」「地域人」そして、「豊かな個人」として幅広い生き方を男女で創り出していこう。これからの「新しい働き方」「新しい生き方」には、あらゆる場面での男女の参画が求められ、共に知恵を出し合っていこう。「21世紀は女性の時代」という言葉は、今まで発揮されずにきた女性の力をこんなふうに各分野で生かすことが求められていることを意味していると思います。それには男性の理解と協力、それと対等なパートナーシップの形成が、何より重要な鍵となるでしょう。
 この度、「大田女性企業家ネットワーク」の設立準備会発足が大田区の産業界を起点にして、東京から日本、そして世界に向けて新たな発信と連携の波が広がり、産業の発展と男女共生の社会づくりに大いに寄与されることを祈念しております。
 大田区も男女共同参画社会を目指して、「大田区男女平等推進プラン」を策定し、「男らしく」「女らしく」ではなく、「自分らしく」生き生きと暮らすまちづくりに向けて努力しています。
 多くの女性企業家がゆるやかなネットワークでつながり、発展を続け、やがては男女が尊重し合い、支え合い、認め合う起動力にもなっていただきたいという願いをこめて、大いなる声援を贈ります。


平成9年4月吉日

※このメッセージは平成9年当時のもので、現在の所属部署とは異なっております。